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新天地で大復活! FC東京FW荒木が2年ぶりU-23代表復帰、大岩監督「現在のパフォーマンスに期待して今回の招集に至った」

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代表復帰を果たした荒木遼太郎(FC東京)

 初期メンバーの顔として呼ばれていた逸材が、2年ぶりに代表復帰を果たした。U-23日本代表は3月に国際親善試合2試合を行う。15日にメンバー発表が行われ、MF荒木遼太郎(FC東京)が名を連ねた。会見に出席した大岩剛監督は「彼のパフォーマンスをそのまま発揮してくれれば、非常に力になってくれる」と期待を込めた。

 2024年夏のパリオリンピックを目指す大岩監督体制は、22年3月に本格スタート。同月のU-23ドバイカップでは優勝したが、荒木も3試合に出場して得点にも絡む活躍を見せた。だが、その後は怪我や鹿島アントラーズでの不調が続き、代表から声がかからなくなる。昨年9月のU23アジア杯予選も含め、一度も招集されることなく2年が過ぎていた。

 24シーズンでは移籍を決断。背番号10を着けた鹿島を離れ、FC東京に活躍の場を求めた。開幕2試合で3ゴールの記録を残し、大復活アピール。荒木本人は「まずは試合に絡むこと」とクラブでの働きを意識していたが、大岩監督の目に留まる躍動となった。

 指揮官は2年ぶりというブランクを気にしていない。「ひさしぶりというよりも、現在のパフォーマンスに期待をして今回の招集に至った」と語る。新天地での活躍が今回の選出につながったことを強調した。

(取材・文 石川祐介)

●AFC U23アジアカップ2024(パリ五輪アジア最終予選)特集ページ
石川祐介
Text by 石川祐介

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