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「今の日本代表に必要な人」前川黛也が初対面の長友佑都に抱いた第一印象

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日本代表GK前川黛也

 初対面となった大ベテランの率直な印象を語った。日本代表GK前川黛也(神戸)は「面識もなくて、初めて一緒にプレーした」というDF長友佑都について、「明るいですね。プラスのエネルギーを持っている。今の日本代表には必要な人かなと思う」と、第2次森保ジャパンにはあまりいなかったタイプの選手と感じたようだった。

「W杯に出た選手、代表に選ばれ続けた選手のパワーはすごい。僕自身、吸収したい」。過去4度のW杯に出場し、歴代2位の国際Aマッチ142試合出場を誇る37歳と初めて代表合宿をともにし、大いに刺激を受けていた。

 アジアカップは出場機会のないままチームもベスト8で敗退。「代表で結果を出す大事さを痛感した。自チームでも失点の可能性を減らす作業をしているし、失点のリスクを減らすことにこだわってやっている」と力を込める。

 アジアカップではシンプルにロングボールを多用する相手に高さと球際で苦しめられた。「アジアの選手はフィジカルのスタンダードも上がっているし、ロングボールは大事な戦術の一つとして日本に対してやってくる」。W杯アジア予選でも同じ狙いを持って日本に向かってくる相手が増えることも予想される。前川は「そこに屈していたら上に行けない。屈せず戦えたら」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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