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松木玖生がバースデーケーキ浴びる! 高井と平河がサプライズ登場…21歳は「見られ方も変わってくる」

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ケーキを浴びたMF松木玖生

 U-23日本代表MF松木玖生(FC東京)が21歳のバースデーケーキを浴びた。1日の練習後、テレビ取材を受けている最中にDF高井幸大(川崎F)が「ハッピーバースデー」を独唱しながらケーキを持って登場。遅れてきたMF平河悠(町田)とともに、松木の顔面にケーキを押し付けた。

 最初、高井は「顔面は禁止で」とコメント。顔面にぶつけられるものと思っていた松木が逆に驚きながら、平河と3人で記念写真を撮った。撮影後、周囲から「では飾りを抜きましょう」「玖生に味見をしてもらわないと」と結局ぶつけるムードに。高井は「自分で行く?」と引き続き冗談を放ち、松木にツッコまれていた。高井と平河が2人で持ったケーキを松木の顔面に押し付け、盛大に祝福した。

 4月29日のU23アジアカップ準決勝でイラクを破り、8大会連続のオリンピック出場を決めた。松木は試合を振り返り、「無事にパリの切符を掴むことができて、試合内容もすごくいい結果で終わった。無失点で終われたのでよかった」と喜びを噛み締める。最高の瞬間を終えた数時間後、松木は4月30日に21歳の誕生日を迎えた。「見られ方もまた変わってくるとは思う。しっかりと個人で結果を残していけるように頑張ります」と気持ちを新たにしていた。

 喜びが重なったなかで、松木はすでに気持ちを切り替えている。3日には8年ぶり2度目の優勝が懸かった決勝に臨む。「自分たちが求めているのはやっぱり優勝。今日の練習も分かれてやったが、全員が同じ方向に向かってできている」と一丸となったチームに自信を見せた。

 対するはウズベキスタンだ。2年前の同大会で準決勝で敗戦。互いに当時のメンバーが多く残るなか、リベンジマッチに向かう。「2年前にもやっているチームで、そのときの選手もいる。無失点で今大会を来ているので、自分たちがしっかりと点数を決めて優勝したい」と力を込めた。

(取材・文 石川祐介)


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石川祐介
Text by 石川祐介

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