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遠藤と闘莉王が豪州戦へ"肩慣らし"、闘莉王「いい感じ」

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[2.4 キリンチャレンジ杯 日本5-1フィンランド 国立]

 MF遠藤保仁(G大阪)、DF田中マルクス闘莉王(浦和)が実戦復帰を果たしたことが、フィンランド戦最大の収穫だ。右太もも痛で出遅れていた遠藤、昨年12月に左ひざを手術した闘莉王がそろって先発。遠藤は後半32分、闘莉王は後半10分までのプレーだったが、11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(日産ス)を前に公式戦で試合感覚をつかめたのは大きかった。

 2人のプレー自体は本調子とは言えなかったが、今は実戦をこなすことが最高の“リハビリ”になる。遠藤は「きょうもたぶん90分やろうと思えば行けた。きょうゲームできたのは自分にとって大きい。11日の試合を一番いい状態で迎えられるようにしたい」と話し、闘莉王も「いい感じで来ている。いいタイミングで試合をやらせてもらった。11日までまだ時間はあるし、さらにいい準備をしてやっていきたい」と力を込めた。照準はあくまでオーストラリア戦。“試運転”を終えた司令塔と闘将がさらにコンディションを上げて大一番に備える。

<写真>日本代表DF闘莉王
(取材・文 西山紘平)

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