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U-18代表候補vsU-20選抜4_原口ら攻撃陣が怒涛の7発!

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[5.25 U-20ジャパンズエイト U-18日本代表候補a 7-3 U-20選抜B2 裾野・時之栖G]

 静岡県御殿場市・裾野市で合宿中のU-18日本代表候補は強化合宿2日目の25日、U-20世代選手の強化大会として行われているU-20ジャパンズエイト(8人制大会、20分ハーフ)に2チームを編成して参戦。初戦欠場したFW原口元気(浦和)を後半からピッチに送り出したU-18代表候補aは、原口の2アシストの活躍などにより、FW登里享平らが名を連ねたU-20選抜B2に7-3で快勝(通算1勝1敗)した。
<出場メンバーはこちら>
 U-18代表候補の完勝だった。前半3分のFW南條駿(阪南大)の左足シュートを皮切りに、FW赤崎秀平(佐賀東高)の技ありシュート、そして南條の2得点目で5分までに3ゴール。FW久場光(名古屋)と登里の快足アタッカーコンビが前線に並ぶU-20選抜B2はスピードを生かしてゴールへ迫るもの、DF扇原貴宏(C大阪U-18)と永井鷹也(磐田ユース)を中心に堅いU-18守備陣から登里が1ゴールを挙げたにとどまった。
 
 2点リードでハーフタイムを迎えたU-18代表候補は後半開始から同代表のエースとして期待の大きい原口と昨季J2最年少ゴール記録を打ち立てたMF菊池大介(湘南)、そしてU-20代表候補にも名を連ねるMF加藤大(三菱養和SCユース)とDF酒井高徳(新潟)を同時投入。この4人がゴールラッシュに拍車をかけた。
 後半6分、相手のプレッシャーをかわして鋭く前を向いた菊池がややアウトサイドにかけたスルーパスを酒井へ通し4-1。直後には右サイドへ流れた原口のラストパスから酒井が再びゴールを破った。
 U-20選抜B2は久場が厳しい体勢からの左足シュートをゴールへ突き刺し追撃するが、U-18代表候補は13分に加藤のスルーパスから菊池がGKをかわして6点目。13分には左サイドでボールを奪った原口がドリブルで独走し、最後は菊池が難なく右足で決めた。後半ロスタイムに相手DF田中奏一(慶應義塾大)に意地のゴールを許したが、局面を打開する力とプレー精度の高さなど、アタッカー陣が個の高さを披露したU-18代表候補が7-3で快勝した。

<出場メンバー>※非公式
【U-18日本代表候補a】
▽GK
川浪吾郎(柏U-18)
▽DF
田中優毅(日本体育大)
20分→菊池大介(湘南)
阿部巧(FC東京U-18)
扇原貴宏(C大阪U-18)
20分→酒井高徳(新潟)
永井鷹也(磐田ユース)
▽MF
碓井鉄平(山梨学院大附高)
20分→加藤大(三菱養和SCユース)
▽FW
南條駿(阪南大)
20分→原口元気(浦和)
赤崎秀平(佐賀東高)


【U-20選抜B2】
▽GK
笠川永太(福岡)
▽DF
伊藤竜司(横浜FC)
田中奏一(慶応大)
▽MF
越智亮介(愛媛)
太田徹郎(山形)
石川直人(水戸)
▽FW
登里享平(川崎F)
久場光(名古屋)

<写真>後半からの出場で2ゴールを演出したU-18日本代表候補・原口(左)
(取材・文 吉田太郎)

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