6/1A代表練習後の選手コメント
スイス合宿中の日本代表は1日午後、約1時間半の練習を行った。午前中はオフだった10人も参加。全27選手がグラウンドに姿を見せたが、MF大久保嘉人は左太腿に張りがあるため、別メニューで調整した。
以下、練習後の選手コメント
●FW岡崎慎司(清水)
―イングランド戦を振り返って。
「体をしっかりぶつければ勝てないというのはなかったし、球際で負けているというのもそこまで感じなかった。全体的に疲れていて、前への強さがなかった。1-0で守備的になったところもあったと思う。強い相手だったけど、やってみて、通じる相手でもあった。守備ははまっていたし、上手くやれていた。個人的にもシュートまではいっているし、シュートを枠に入れることができなかった。ひとつひとつやっていくだけだと思う」
●FW森本貴幸(カターニア)
―コンディションは?
「問題ない。まあまあ、いい感じ」
―高地はどう?
「最初はちょっときつかったけど、慣れてくるうちに普通にプレーできるようになった」
―W杯公式球は?
「すごい変化するので、ちょっとやりにくいけど、やるしかない。もっとボールを蹴って、慣れるようにしたい」
―コートジボワール戦に向けては?
「ラスト1試合だし、チームとしていい戦いができるようにしたい。個人としてもコンディションを上げて、試合に出たら点が取れるように」
―FWも競争が激しいが?
「みんな持ち味があるし、特徴も違う。試合によって出る選手も変わるだろうし、大事なのはいい準備をして、監督に呼ばれたらしっかりプレーすること。自分はゴール前に入って点に絡むプレーが大事。そこをもっと極めていきたい」
●MF長谷部誠(ボルフスブルク)
「終盤の集中力だったり、いかにボールに寄せるかというのが大事。もっとコンディションが上がれば、そこも集中できると思う。今やろうとしていることを続けて、コンディションも初戦に持っていければ、やれると思う。僕らが出て行くイコールカウンターではなくて、出て行くことで相手もつられて下がって、プレッシャーも甘くなる。そうすれば後ろでつないでもいい。全部が全部カウンターというわけじゃない」
●MF中村俊輔(横浜FM)
―左サイドに入っていたが?
「監督はどっちでもできると思ってるんだと思う。(大久保)嘉人さんが痛がってるから(笑)。左だったら左の良さがある。ボールをDFから遠くに持てるし、センタリングもすぐに上げられる」
―ミーティングで確認したことは?
「守ってボールを取ったとき、ちょっとホッとして止まっているところがあったから、顔を出してやる必要がある。4-1-4-1だと両サイドはきつい。低い位置からになるし、本田も(大久保)嘉人も、DFをやってMFをやってフィニッシュもやってという感じだった。全部やるつもりじゃないと勝てない」
―昨日90分プレーしてコンディションは?
「昨日あれだけやったら、普通は今日はダウンだけどね(苦笑)。今上げているところだと思うから。コートジボワール戦は重いかもしれないけど、本番に向けてピークになればいい」
―左足首の状態は?
「全然大丈夫。一応テーピングをしているけど」
―かなり体力を求められるが?
「あとのことを考えず、つぶれるぐらいじゃないと。サイドハーフがつぶれないと、機能しない。足が止まったら交代すればいいし」
―コートジボワール戦は4-4-2になる可能性もあるが?
「4-4-2ならサイドハーフはもっと低くなるしね」
―W杯で全試合先発してフル出場する自信は?
「まったく考えてない。そういう執着はない」
●DF長友佑都(F東京)
「イングランド戦のビデオを見てから練習に来た。もっとサイド攻撃をしないといけない。ボールを取ってから全体の攻撃の意識が薄れていて、人数が少なかった。もっと人数をかけようという話をした」
―イングランド戦ではウォルコットを抑えた。
「ウォルコットは並外れてやばかった。レノンとかジョー・コールもすごかったけど、あのスピードは世界でもトップだと思う。止めたいと思っていたし、やっていて楽しかった。先手を取られると、爆発的なスピードがある。そうさせないところでの勝負。間合いでいつもより半歩離れると、いい感じだった。世界がどういうものか、すごく分かった。スピードがあっても、自分の間合いならやられる気はしない。1回目で間合いをつかむことが大事。そのあとは自分の間合いに持っていく。もちろん、常に間合いを取るだけじゃダメだし、詰めるときとのメリハリも大事」
●DF今野泰幸(F東京)
―サイドバックは慣れないポジションだと思うが?
「1日1日積み上げていくだけ。声を出してコミュニケーションを取っているし、連係は問題ない」
―サイドバックは攻撃の部分も求められるが?
「オレにはオレのやり方がある。後ろからサポートして前に運ぶというのがオレのやり方。全部が全部、縦に勝負してセンタリングを上げようなんて思ってない。オレはオレのスタイルでやる」
―チームではセンターバックが本職だが?
「ポジションは関係ない。サッカーはどこでも一緒。考えなきゃいけないし、バカではできない」
―岡田監督は「セットプレーの高さ」に期待していたが?
「別に普通。そんな自信を持っているわけじゃない」
―コートジボワール戦のテーマは?
「ボールを奪ったとき、上手く前に運ぶにはどうしたらいいかを考えている」
―チームメイトの長友に何か聞いたりする?
「何も聞かない。長友と同じプレーをしようなんて思ってない。オレは自分の感覚でプレーする」
(取材・文 西山紘平)
▼関連リンク
W杯南アフリカ大会ページ
以下、練習後の選手コメント
●FW岡崎慎司(清水)
―イングランド戦を振り返って。
「体をしっかりぶつければ勝てないというのはなかったし、球際で負けているというのもそこまで感じなかった。全体的に疲れていて、前への強さがなかった。1-0で守備的になったところもあったと思う。強い相手だったけど、やってみて、通じる相手でもあった。守備ははまっていたし、上手くやれていた。個人的にもシュートまではいっているし、シュートを枠に入れることができなかった。ひとつひとつやっていくだけだと思う」
●FW森本貴幸(カターニア)
―コンディションは?
「問題ない。まあまあ、いい感じ」
―高地はどう?
「最初はちょっときつかったけど、慣れてくるうちに普通にプレーできるようになった」
―W杯公式球は?
「すごい変化するので、ちょっとやりにくいけど、やるしかない。もっとボールを蹴って、慣れるようにしたい」
―コートジボワール戦に向けては?
「ラスト1試合だし、チームとしていい戦いができるようにしたい。個人としてもコンディションを上げて、試合に出たら点が取れるように」
―FWも競争が激しいが?
「みんな持ち味があるし、特徴も違う。試合によって出る選手も変わるだろうし、大事なのはいい準備をして、監督に呼ばれたらしっかりプレーすること。自分はゴール前に入って点に絡むプレーが大事。そこをもっと極めていきたい」
●MF長谷部誠(ボルフスブルク)
「終盤の集中力だったり、いかにボールに寄せるかというのが大事。もっとコンディションが上がれば、そこも集中できると思う。今やろうとしていることを続けて、コンディションも初戦に持っていければ、やれると思う。僕らが出て行くイコールカウンターではなくて、出て行くことで相手もつられて下がって、プレッシャーも甘くなる。そうすれば後ろでつないでもいい。全部が全部カウンターというわけじゃない」
●MF中村俊輔(横浜FM)
―左サイドに入っていたが?
「監督はどっちでもできると思ってるんだと思う。(大久保)嘉人さんが痛がってるから(笑)。左だったら左の良さがある。ボールをDFから遠くに持てるし、センタリングもすぐに上げられる」
―ミーティングで確認したことは?
「守ってボールを取ったとき、ちょっとホッとして止まっているところがあったから、顔を出してやる必要がある。4-1-4-1だと両サイドはきつい。低い位置からになるし、本田も(大久保)嘉人も、DFをやってMFをやってフィニッシュもやってという感じだった。全部やるつもりじゃないと勝てない」
―昨日90分プレーしてコンディションは?
「昨日あれだけやったら、普通は今日はダウンだけどね(苦笑)。今上げているところだと思うから。コートジボワール戦は重いかもしれないけど、本番に向けてピークになればいい」
―左足首の状態は?
「全然大丈夫。一応テーピングをしているけど」
―かなり体力を求められるが?
「あとのことを考えず、つぶれるぐらいじゃないと。サイドハーフがつぶれないと、機能しない。足が止まったら交代すればいいし」
―コートジボワール戦は4-4-2になる可能性もあるが?
「4-4-2ならサイドハーフはもっと低くなるしね」
―W杯で全試合先発してフル出場する自信は?
「まったく考えてない。そういう執着はない」
●DF長友佑都(F東京)
「イングランド戦のビデオを見てから練習に来た。もっとサイド攻撃をしないといけない。ボールを取ってから全体の攻撃の意識が薄れていて、人数が少なかった。もっと人数をかけようという話をした」
―イングランド戦ではウォルコットを抑えた。
「ウォルコットは並外れてやばかった。レノンとかジョー・コールもすごかったけど、あのスピードは世界でもトップだと思う。止めたいと思っていたし、やっていて楽しかった。先手を取られると、爆発的なスピードがある。そうさせないところでの勝負。間合いでいつもより半歩離れると、いい感じだった。世界がどういうものか、すごく分かった。スピードがあっても、自分の間合いならやられる気はしない。1回目で間合いをつかむことが大事。そのあとは自分の間合いに持っていく。もちろん、常に間合いを取るだけじゃダメだし、詰めるときとのメリハリも大事」
●DF今野泰幸(F東京)
―サイドバックは慣れないポジションだと思うが?
「1日1日積み上げていくだけ。声を出してコミュニケーションを取っているし、連係は問題ない」
―サイドバックは攻撃の部分も求められるが?
「オレにはオレのやり方がある。後ろからサポートして前に運ぶというのがオレのやり方。全部が全部、縦に勝負してセンタリングを上げようなんて思ってない。オレはオレのスタイルでやる」
―チームではセンターバックが本職だが?
「ポジションは関係ない。サッカーはどこでも一緒。考えなきゃいけないし、バカではできない」
―岡田監督は「セットプレーの高さ」に期待していたが?
「別に普通。そんな自信を持っているわけじゃない」
―コートジボワール戦のテーマは?
「ボールを奪ったとき、上手く前に運ぶにはどうしたらいいかを考えている」
―チームメイトの長友に何か聞いたりする?
「何も聞かない。長友と同じプレーをしようなんて思ってない。オレは自分の感覚でプレーする」
(取材・文 西山紘平)
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