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長友、みたびキーマンを止める!

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 3度目のキーマン封じは任せた! 日本の誇るエースキラー、DF長友佑都は24日のデンマーク戦でFWデニス・ロンメダールとのマッチアップが濃厚だ。19日のカメルーン戦(2-1)で逆転の決勝点を決めたロンメダール。右サイドのアタッカー封じへ、早くもイメージを膨らませていた。

 「常に裏を狙ってくる。ウォルコットとかエリアみたいに足元でもらってドリブルというより、味方のパスから裏を狙ってくる。もちろん、ドリブルも持っているし、スピードもあるけど、ボールを持ってないときの動きがいい」

 5月30日のイングランド戦ではMFセオ・ウォルコットを完璧に封じ込めた。W杯本大会でもカメルーン戦ではFWサミュエル・エトー、オランダ戦ではFWディルク・カイト、さらには途中出場のFWエリアとも対決。いずれも長友の“完勝”だった。

 俊足が武器のウォルコット、エリアにもスピードで負けず、フィジカルの強いエトー、カイトとも互角に渡り合った。今度はスピードもあり、裏への飛び出しも得意とするタイプだが、それも今の長友にとっては不安材料にならない。

 岡田武史監督からも「うちにはウォルコットとエリアを抑えた長友がいるから心配していない」と絶大な信頼を寄せられる長友が、みたび相手の攻撃の起点を抑え込む。

(取材・文 西山紘平)

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