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[SBS杯]「ゴールしたらミスは帳消し」“浪速のドラゴン”永井が2発でスペイン戦勝利呼ぶ

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[8.21 SBS杯第1日 U-19日本代表 2-0 U-19スペイン代表 草薙陸]

 「くさびとかミスは多かったけれど、ミスは考えないで、ゴールしたら帳消しになると思ってプレーした」。スペイン撃破の立役者、U-19日本代表FW永井龍(C大阪)は2ゴールという結果を残したことに胸を張った。

 まずは前半23分、MF菊池大介(草津)の左クロスに対してゴール前へ入り込むと「コースはよくなかったけど」しっかり頭で押し込み先制ゴール。これで勢いづいた“浪速のドラゴン”は28分にも左サイドを破ったMF古田寛幸(札幌)の折り返しを「GKも見ていなかったし、ゴールも見ていなかったけどいいところにいった」と鮮やかに決めて2-0とした。

 昨秋行われたAFC U-19選手権予選ではオーストラリア戦の後半ロスタイムに決勝弾を決めるなどゴールを連発。この世代のエース格として活躍した。だが、今年は3月のアメリカ遠征を最後に代表から離脱。今回は久々の代表復帰だったが、いきなり結果を残した。世界を代表する強豪国・スペイン相手にも「技術、運動量は負けていない」と言い切ったストライカーが次は22日に戦うガーナからゴールを奪う。

(取材・文 吉田太郎)

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