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師弟対決へ、再会心待ちにするオジェック監督に長谷部「明日は敵」

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 師弟対決を制し、アジアの頂点に立つ。日本代表MF長谷部誠(ボルフスブルク)にとって、29日のアジア杯決勝で対戦するオーストラリアのホルガー・オジェック監督はかつての恩師でもある。浦和時代の07年、選手と監督の関係でACLを制覇。翌08年1月のドイツ移籍につながった。

 長谷部とともに当時プロ3年目だったMF細貝萌(アウクスブルク)も指導したオジェック監督は「細貝は非常に若い選手だったが、日本代表になるまで成長してくれてうれしい。私は日本の選手たちと良い関係を保っている。彼らとの再会を楽しみにしている」と笑みをたたえた。

 「対戦相手だけど、ピッチの上で会えるので、特別な思いはある」。そう話していた長谷部は「浦和時代は良好な関係を築いていたし、彼のことはリスペクトしている。ただ、明日は敵になるし、そういうことは関係ないと思っている。浦和時代とは変わったこと、日本サッカーが変わったことを見せたい」と、“恩返し”となる勝利を誓っていた。

[写真]師弟対決に意気込むMF長谷部誠

(取材・文 西山紘平)

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