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[なでしこ]日本vs.中国 試合後の監督・選手コメント

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[9.11 ロンドン五輪女子アジア最終予選第5戦 日本1-0中国 中国・済南]

 ロンドン五輪アジア最終予選の第5戦が中国・済南で行われ、既に五輪出場権を獲得している日本女子代表は中国女子代表と対戦した。第4戦から先発7人を入れ替えた日本は後半12分にMF田中明日菜が決めたゴールを守りきり、1-0で勝利した。予選を4勝1分と無敗で終えた日本は、首位で本大会進出を決めた。

以下、協会発表のコメント

佐々木則夫監督
「ロンドンオリンピックに向けた最初のスタートという位置づけで試合に臨んだ。運もあったが、若い選手たちがそれぞれの特徴を見せながらも1-0という結果で試合に勝利してくれた。W杯後、短い時間のなかで準備をし、ハードなアジア予選を戦うというこれまでにない経験ではあったが、小さな娘たちが、2大会を勝ち抜く結果を残してくれた。質の部分ではスキルコンディションを含め、まだまだやるべきことがあり、課題が残った。試合後、選手たちには、本当にお疲れ様という言葉と感謝の気持ちを伝えた。ここからがロンドンに向けた新たなスタート。なでしこリーグや全日本女子選手権など、強い意識を持って臨んでもらいたい」

●MF宇津木瑠美(モンペリエHSC)
「久々にCBで出て、戸惑った時間帯もあったが、岩清水選手がリーダーシップを取ってくれて助かった。CBで出場したことで、次に中盤に入ったとき、CBの人の気持ちもわかるので、すごく勉強になったし、今後直していかなければいけない部分が見つかったので良かった。また、サイドハーフの守備がチームにとってどれだけ重要かというのも分かった。これからサイドハーフの人と連携をとっていかなければいけないし、それがチーム全体のカギになってくると思う」

●MF田中明日菜(INAC神戸)
「今日は内容や勝ちにこだわるというのが自分のアピールにつながると思っていたので、そこを意識してやっていたけど、まだまだ納得のいかないゲームだった。もっとボールを引き出せれば良かったし、やっぱり縦に早くなってしまったので、そこは自分がもっとボールを受けて、サイドチェンジをすべきだった」

―ゴールシーンについて。
「最初はニアに走り込んで合わせようと思った。けど、ファーに岩清水選手がいて、折り返しがくるかなと思って準備をしていたらこぼれてきたので、あとは当てるだけだった。個人的には不満の残る内容だったが、点を取れたことは良かった」

●FW高瀬愛実(INAC神戸)
「FWだったので、足元で受けたり、裏に抜けるプレーを意識した。でも、もっとゴール前で仕事がしたかったし、受けるとこでは相手のプレッシャーに負けたり、激しいプレーに耐えられなかったりとかが多く、納得のいくプレーができなかった。FWが高い位置で受けられると、2列目とかが前向きでプレーできるので、そういうプレーが増えればいいと思う。これからまた争いが始まるので、自分のチームでしっかり試合に出て、結果を出して、評価してもらえるようにがんばりたい 」

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