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U-19日本女子代表が優勝飾る!!無敗で大会を終え、京川がMVP&得点王のW受賞

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 来年行われるU-20女子W杯への出場権を獲得したU-19日本女子代表は16日、AFC U-19女子選手権ベトナム大会の最終戦を迎え、U-19ベトナム女子代表と対戦した。同会場で前に行われていた試合で、北朝鮮が勝利し、勝ち点を12に伸ばしていたため、優勝するためには勝ち点3を手にするしかない状況で、ベトナムに6-0で大勝した。

 4勝1分と無敗で大会を終えた日本が優勝を飾り、大会MVPには、通算5得点を決めて大会得点王にも輝いたFW京川舞(常盤木学園高)が選出。チームはフェアプレー賞を受賞した。

結果及びJFA発表のコメントは以下の通り

U-19日本女子代表 6-0(2-0) U-19ベトナム女子代表
[日]京川舞2(37分、43分)、横山久美3(46分、83分、86分)、齊藤あかね(53分=PK)

●吉田弘監督
「過去のAFC U-16女子選手権2大会ではいずれも優勝していなかったので、自分が監督として率いたチームでアジアで優勝したのは初めてのこと。

 大会当初は、来年のワールドカップへの出場権を得ることを第1の目標としていた。そして、最後の2試合、朝鮮民主主義人民共和国とベトナムとの試合が、第2の目標となる優勝をかけたものとなった。

 (大会はスロースタートから徐々に調子を上げていったようだったが)大会前はそのようなつもりはなかった。しかし、初戦で引き分け、次の韓国によい勝利をおさめ、選手たちが大会の中で徐々に変わって行き、このような結果となった。大会の中でチームも成長し、選手たちが自分たちで問題を解決できるようになっていったことはうれしいことだ。

 ベトナムは最後まで頑張れるチームだとこれまでの試合からわかっていたので、簡単に得点できないと思っていた。はやく先制点が取れればもっと楽だったかもしれないが、ベトナムの最後まであきらめない姿勢によって最後まで気が抜けなかった。

 アジアチャンピオンになったことで、来年のW杯に向けて選手たちの自信につながると思う」

●FW京川舞(常盤木学園高)
「(大会MVP受賞について)大会での出場試合の中で自分自分とならず、攻守の面でチームに貢献しようと精一杯頑張ったことがこの賞につながったと思う。

 2年前のAFC U-16女子選手権でも大会得点王となっていたが、大会MVPのほうが大会全体にわたるチームへの貢献度を評価してもらえたと思うので、とてもうれしい。次は来年のU-20女子W杯へのメンバーに選ばれるように、チームに戻ってもひたむきに精一杯努力したい」

■出場メンバー
▽GK
12 池田咲紀子(浦和レディース)
▽DF
2 齊藤あかね(浦和レディース)
20 高木ひかり(常葉学園橘高)
19 鈴木里奈(常盤木学園高)
5 浜田遥(スペランツァFC高槻)
81分→6 仲田歩夢(常盤木学園高)
▽MF
7 藤田のぞみ(浦和レディース)
8 猶本光(福岡Jアンクラス)
14 加藤千佳(浦和レディースユース)
56分→17 和田奈央子(JFAアカデミー福島)
15 松川智(大阪桐蔭高)
38分→13 柴田華絵(浦和レディース)
11 横山久美(十文字高)
▽FW
10 京川舞(常盤木学園高)

■サブメンバー
▽GK
1 武仲麗依(INAC神戸)
21 望月ありさ(日テレ・メニーナ)
▽DF
22 中村ゆしか(関東学園大)
4 左山桃子(静岡産業大学磐田ボニータ)
▽MF
6 田中陽子(JFAアカデミー福島)
18 川島はるな(JFAアカデミー福島)
▽FW
23 佐藤楓(HOYOスカラブFC)
24 瀬口七海(早稲田大)

■最終順位※()内は勝ち点
優勝:日本(13)
2位:朝鮮民主主義人民共和国(12)
3位:中国(8)
4位:韓国(7)
5位:オーストラリア(3)
6位:ベトナム(0)

■大会MVP
京川舞(常盤木学園高)

■大会得点女王(いずれも5得点)
京川舞(日本:常盤木学園高校)、
Yun Hyon Hi(北朝鮮)

■フェアプレー賞賞
日本

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