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10人の札幌が鹿島とドロー、GK高原がPKストップ

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[10.20 J1第29節 札幌0-0鹿島 札幌厚別]

 J2降格の決まったコンサドーレ札幌はホームで鹿島アントラーズと対戦し、0-0で引き分けた。GK高原寿康がPKをストップするなど好セーブを連発。後半36分には退場者も出したが、10人でしのぎ、勝ち点1を手にした。これで降格決定後は1勝1分。一方の鹿島は連勝ならず、悔やしい引き分けとなった。

 鹿島は前半2分、MFレナトの左クロスにDF岩政大樹が頭で合わせるが、ゴール右へ。立ち上がりからチャンスをつくると、前半24分にはPA内から狙ったFW大迫勇也のシュートがDF河合竜二の手に当たったとしてPKを獲得する。キッカーはFW興梠慎三。しかし、ゴール右を狙ったキックはGK高原が横っ飛びで弾き出し、ゴールを死守した。

 0-0で折り返した後半6分、札幌はMF山本真希が右足でロングシュートを狙うが、ゴール上へ。その後も鹿島ペースで試合は続き、何度となく札幌ゴールに迫るが、ゴールが遠い。後半8分、MFレナトの左足ミドルはゴール上へ。同31分にもレナトがミドルシュートを狙ったが、ゴール前でワンバウンドしたボールはGK高原が何とか弾いた。

 札幌は後半36分、DF櫛引一紀が2枚目の警告で退場。数的不利に立たされ、終盤は鹿島の猛攻にさらされたが、ここでも守護神が魅せた。後半37分、MF小笠原満男のFKに途中出場のFWジュニーニョが合わせたが、ヘディングシュートを至近距離でGK高原がビッグセーブ。最後まで1点を許さず、スコアレスドローで勝ち点1をもぎ取った。

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