ファジアーノ岡山は29日、同クラブに所属するMF服部公太が、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。11月4日に行われるホーム最終戦の栃木戦で、服部の引退セレモニーを行なう。

　服部は渋谷幕張高から1996年に広島に入団し、16シーズンに渡って広島でプレー、今季から岡山に加入していた。ここまでJ1通算365試合出場11得点、J2通算97試合出場5得点、リーグ杯51試合出場3得点、天皇杯38試合出場4得点という記録を残している。

　クラブを通じて服部は「私、服部公太は、2012年シーズンを持って、現役を引退することを決意いたしました。この17年間は、たくさんの方々に支えられながら、サッカー選手として充実した日々を過ごすことが出来ました。プロサッカー選手として加入させて頂いたサンフレッチェ広島、その後、誘っていただいたファジアーノ岡山のクラブ、そして、プレーをスタジアムに見に来て下さったサポーターの皆さんには、本当に感謝しています。サッカー人生を常に支えてくれた家族、何より妻には、言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。今シーズンの残り2試合、チームとともに一つでも上の順位で終われるよう頑張りたいと思います」と、コメントを発表している。

　なお、広島のバンディエラ的存在だった服部の引退について、広島も公式HPで引退の発表を行っている。

　以下、服部公太選手 プロフィール》
■ポジション:MF
■生年月日:1977年11月22日
■身長/体重:175cm/70kg
■出身地:千葉県
■経歴:渋谷幕張高-広島-岡山