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遠藤&今野が復帰のG大阪、岐阜相手にJ2新の8発ぶち込む

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[7.3 J2第22節 G大阪8-2岐阜 長良川]

 首位ガンバ大阪が敵地で最下位FC岐阜に8-2で勝利した。日本代表の遠征から帰ってきたMF遠藤保仁とDF今野泰幸の復帰試合で大勝をおさめたガンバ。岡山に敗れた2位神戸との勝ち点差を5に広げ、盤石の強さを見せ始めた。

 雨が降りしきる中、G大阪が実力の違いをまざまざと見せつけた。開始2分、代表帰りの遠藤の完璧なラストパスをFWパウリーニョが決めてあっさり先制に成功すると、同8分にはMF阿部浩之の横パスをMF二川孝広が押し込み、リードを広げる。さらに同27分、二川がシュートを放つと、スリッピーなボールをGK時久省吾がファンブル。ボールはそのままゴールネットを揺らした。同35分にセットプレーから失点を喫したガンバだが、前半ラストプレーで阿部が得点を決めて、前半だけでセーフティーとも言える3点のリードを奪った。

 後半に入っても攻撃の手を緩めないG大阪は、6分、CKのこぼれ球を今野が押し込み5点目。さらに同13分にはパウリーニョがこの日2点目を突き刺す。止まらないG大阪は同18分、今野がドリブル突破。そのままGKもかわして無人のゴールに流し込む。同24分には途中出場のFW川西翔太が今季初得点を奪い、8点目を決めた。

 声を枯らし続けるサポーターのためにも、このまま無様な敗戦を喫するわけにはいかない岐阜も後半32分、FW樋口寛規が豪快なミドルシュートを突き刺し一矢報いるが、反撃もここまでだった。

 8-2というスコア。J2リーグ戦での8得点は最多記録、また両チーム合わせた1試合での得点も最多記録となった。

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