コンサドーレ札幌は4日、DF永坂勇人とMF中原彰吾が3月にクラブ間提携を結んだタイリーグ1部のコンケーンFCに期限付き移籍すると発表した。期間はともに7月7日～11月30日まで。今月6日まで札幌の練習に参加し、翌7日の午前中にタイへ発つ。

　永坂は今季トップ昇格を果たした19歳のDF。リーグ戦の出場はなかったが今回約5か月の武者修行を決意。「自らを厳しい環境におく事で、サッカーはもちろん、人間的にも成長するためのチャンスをもらう事ができました。タイのサッカーは激しいとも聞いているので、半年間という短い期間ですが、多くのものを吸収して、来季こそチームの力になれるよう頑張ってきます」と公式HPを通じて意気込みを語った。

　中原も永里とともに今季トップ昇格を果たした。4月17日の鳥取戦でJ初出場を果たすとリーグ戦3試合に出場した。中原も公式HPを通じて「プロサッカー選手として成長するための大きなチャンスだと思い、今回この期限付き移籍の話を決めました。様々な事を経験して、様々なものを得て成長し、来シーズンはチームの中心として戦えるような選手となって帰ってきます」とコメントしている。

以下、プロフィール

●DF永坂勇人
(ながさか ゆうと)
■生年月日
1994年5月22日(19歳)
■出身地
北海道札幌市
■身長/体重
186cm/77kg
■サッカー歴
栄サッカースポーツ少年団(美しが丘緑小)-札幌ユース・U-15(真栄中)-札幌U-18

●MF中原彰吾
(なかはら しょうご)
■生年月日
1994年5月19日(19歳)
■出身地
北海道札幌市
■身長/体重
177cm/68kg
■サッカー歴
札幌ジュニアサッカースクール-札幌ユース・U-12(北野台小)-札幌ユース・U-15(北野台中)-札幌U-18
■出場歴
リーグ戦:3試合