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ピクシーも「ベストゲームの1つ」と大満足、名古屋が今季初の3連勝

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[7.31 J1第18節 名古屋3-1鹿島 豊田ス]

 名古屋グランパス鹿島アントラーズを3-1で下し、今季初の3連勝を飾った。前半10分のFWケネディがPKを決めて先制した名古屋は、同41分にFW玉田圭司の得点で突き放す。後半31分にはケネディがこの日2点をを決めてダメを押した。前半戦は低迷した名古屋だが、ようやくエンジンが掛かってきた。

 名古屋が効率よくゲームを進めた。前半10分、ケネディが自ら得たPKを蹴る。シュートコースはGK曽ヶ端準に読まれたが、力強いシュートでゴールネットを揺らし先制に成功した。

 その後は鹿島の攻勢が続いたが、GK楢崎正剛が神がかり的なビッグセーブを連発。厳しい時間帯を耐えると、迎えた前半41分、中盤でボールを奪ったMF藤本淳吾がゴール前にドリブルで持ち上がる。最後は背後から走り込んだ玉田にスルーパスを出し、これを玉田が倒れ込みながらも右足で押し込んだ。

 さらに後半31分には、藤本がFKをゴール前に入れると、ワンバウンドしたボールは走り込んだケネディの頭に難なく合い、ダメ押し点となった。

田中隼磨、誕生日おめでとうございます」。試合後は上機嫌に日本語で答えたストイコビッチ監督。「今季のベストゲームの1つと言っていい。(親善試合の)アーセナル戦でも我々はたくさんのことを学んだ。しかしこれに満足してはいけない」と更なるチーム力の向上を誓った。

 後半アディショナルタイムにMF柴崎岳のアーリークロスをFW大迫勇也が合わせて、意地の1点を奪った鹿島。しかし、一時は2位も射程圏に捕えていたが、3戦勝ちなしで勝ち点も29のままと足踏みが続いている。さらに後半早々にFWダヴィが右太ももを痛め退場するなど、後半戦初戦は踏んだり蹴ったりとなってしまった。

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