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鳥栖から加入のDF木谷が千金ヘッド、最下位・岐阜が2位神戸を破る

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[8.11 J2第28節 岐阜1-0神戸 長良川]

 2位ヴィッセル神戸はアウェーで最下位のFC岐阜と対戦し、0-1で敗れた。6試合ぶりの無得点で連勝は2で止まり、3試合ぶりの黒星。岐阜は大金星で2試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 首位・G大阪を勝ち点1差で追う2位・神戸。3連勝を目指して立ち上がりからチャンスをつくったが、決定力を欠いた。前半17分、MFマジーニョ、MF橋本英郎、FWポポと細かくつなぎ、最後はポポのスルーパスに走り込んだマジーニョが左足でシュート。同36分にはポポが右サイドのスペースにスルーパスを通し、オーバーラップしてきたDF奥井諒が右足で狙ったが、いずれも枠を外れた。

 すると岐阜がセットプレーを生かして先制に成功する。前半42分、MF美尾敦の右CKに合わせたのはDF木谷公亮。7月に鳥栖から期限付き移籍で加入し、移籍後3試合目。本拠地デビュー戦で貴重な先制点を叩き込んだ。

 1点ビハインドで後半に折り返した神戸は猛攻に出る。後半7分にはMF小川慶治朗がPA内で仕掛け、ドリブルでGKもかわしたが、シュートはゴールラインぎりぎりでDF新井辰也にヘディングでクリアされた。後半10分、ポポのミドルシュートはクロスバーを直撃。同17分には途中出場のFW松村亮のシュートもクロスバーに阻まれた。

 神戸の攻勢に耐え続ける岐阜。守備陣が最後まで体を張ってゴールを死守した。11試合ぶりの無失点で、完封勝利は今季初めて。攻守に大活躍の木谷は「とにかく勝ってホッとしている。後半は結構やられたけど、みんなが体を張って、ゼロに抑えられてよかった」と胸を張った。

 最下位相手に痛恨の敗戦を喫した神戸。これで首位・G大阪との勝ち点差は「4」に広がった。

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