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浦和のレジェンド、元日本代表DF山田暢久が構想外…浦和は「かけがえのない場所」

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 浦和レッズは20日、DF山田暢久、DF野田紘史、MF永田拓也の3選手と来季の契約を更新しないと発表した。

 今年9月で38歳となった山田暢が来季の構想から外れた。藤枝東高から94年に加入して20年、浦和一筋でプレーし、先月27日の柏戦でJ1通算500試合出場も達成した。J2降格からアジア制覇と浦和の歴史をすべて知り尽くす男だが、選手としては赤いユニフォームに袖を通すことは出来なくなってしまった。

 クラブは公式サイトに山田暢との一問一答を掲載。1週間ほど前に契約を更新しないことを知らされたという山田暢は「とにかくあと残り3試合あるので、優勝できるように、そこまでは頑張りたいと思います」と残り試合に全力で尽くすことを誓った。

 今後については「まだ考えていない」と話すにとどめている。ただクラブからは何らかのポストでのオファーがあったことを認め、「まだ考えられないので、もうちょっと時間をくださいと伝えています」と話している。

 浦和についてコメントを求められると、「人生の多くをここで生活をさせてもらったので、やっぱりかけがえのない場所だったと思います」とコメント。サポーターには今季最終戦となる12月7日に埼玉スタジアムで行われるC大阪戦後に改めてあいさつするとしている。

以下、プロフィール
●山田暢久
(やまだ・のぶひさ)
■生年月日
1975年9月10日生まれ(38歳)
■出身地
静岡県藤枝市
■身長/体重
175cm/66kg
■経歴
藤枝東高→浦和

[写真]04年、セカンドステージを制してカップを手にする山田暢久。左は三都主アレサンドロ(現栃木)

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