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川崎Fの35歳DF伊藤宏樹が現役引退表明…7日最終戦後にセレモニー

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 川崎フロンターレは4日、DF伊藤宏樹(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。7日の等々力陸上競技場で行う最終節の横浜FM戦後に引退セレモニーを行う。

 伊藤は立命館大から01年に川崎Fに加入。初年度からレギュラーとして活躍。川崎F一筋13年間でJ1リーグ戦235試合出場4得点、J2リーグ戦154試合5得点を記録するなど、息の長い選手として活躍した。今季も22試合に出場している(4日現在)。

 クラブを通じ伊藤は「このたび、引退することを決めました」と報告すると、「今まで共に戦ったチームメイト、コーチングスタッフ、いろいろな企画でスタジアムを満員にするために努力してくれたクラブスタッフ、スタジアム運営等でクラブをサポートしてくれたボランティアスタッフの皆さん、毎日のトレーニング環境を整えてくれたグラウンドキーパーの皆さん、毎日ウェアを洗濯し、クラブハウスを掃除してくれたクラブハウススタッフの皆さん、そしてクラブが良い時でも悪い時でも私達と一緒に戦い支えてくれたフロンターレのサポーターの皆さん。本当に心から感謝をしています。本当に「感謝」の言葉しか出てこないです」とコメント。

「残念だったのは、支えてくれた皆さんと一緒にタイトルが取れなかったこと。それだけが残念で申し訳ない気持ちです。が… 天皇杯で獲る予定なので引き続きよろしくお願いします。今後についてはクラブからこれからも一緒に仕事をしていこうという話を頂いております。前向きに考えていこうと思っています。最後に、私を支えてくれた家族には本当に感謝をしています。心からありがとうと伝えたいです。13年間、ありがとうございました」と有終の美を飾ることを誓った。

▽以下、プロフィール
●DF伊藤宏樹
(いとう・ひろき)
■生年月日
1978年7月27日
■身長/体重
183cm/76kg
■出身地
愛媛県新居浜市
■経歴
新居浜工-立命館大-川崎F

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