来季から名古屋グランパスの監督に就任する西野朗監督が20日、名古屋市内のホテルで就任記者会見を行った。会見での新監督のコメントをクラブの公式HPが伝えている。

　昨年11月に神戸の監督を解任されて以来、約1年ぶりとなる現場復帰。西野新監督は「この1年、ピッチに立つチャンスもなく、ひたすら復帰したいという気持ちでした」と、現場復帰を待ちわびていたことを明かした。

　名古屋というクラブについては「これ以上のオファーはない」と断言。「日本では数少ないビッグクラブである名古屋からのオファー、これを断る指導者はおそらくいないのではないでしょうか。そのようなクラブから現場への復帰というチャンスを与えられ、非常に光栄に思いますし、同時に大きな期待も感じています」と力を込めた。

　今季まで6シーズンに渡って指揮を執ったストイコビッチ監督の後を継ぐ西野氏。「偉大な監督が築いたサッカーが今のグランパスには根付いていますが、それをベースとしつつ、改善すべきポイントも分析したうえでチームをつくる必要がある」と語り、「グランパスの歴史を踏まえ、新しいサッカーを構築したい」と決意を述べた。

---

▼関連リンク
2014年Jリーグ移籍情報ページ