FC東京は1月31日、香港で行われている「AET CUP 2014」の準決勝でオルハネンセ(ポルトガル)と対戦し、1-1から突入したPK戦を5-6で落とした。3日に行われる3位決定戦に進むことになったFC東京はクルリア・ソベトフ(ロシア)と対戦する。

　マッシモ・フィッカデンティ新監督を迎えた新星FC東京の初陣は黒星発進となった。1点ビハインドの後半21分にMF三田啓貴が同点弾を突き刺したが、7人目まで突入したPK戦の末に敗れた。

　しかし公式サイトによると、フィッカデンティ監督は「準備期間は短かったが、及第点を与えられるような試合内容だったと思う」とコメント。「ディフェンスラインもしっかりと集中力を保っていたし、GKはボールを触る機会が少なかったが、チーム全体が動けていた」とまずまずの評価を与えた。

　同点弾を決めた三田も「今日の相手はボールを奪いに行ってもかわされてしまうなど、うまさもあったが自分たちがゲームを支配できていたと思う」と新シーズンに向け手ごたえを口にした。