beacon

東京V戦で開催のハタチタダ同窓会、「サポーターがやさしかった」 「また来たい!!」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 20歳の若者をターゲットにJリーグ観戦へ無料で招待する「Jマジ!20~J.LEAGUE MAGIC~」(以下、「Jマジ!20」)の企画が5月3日に国立競技場で行われた。東京ヴェルディFC岐阜の一戦にハタチの若者が招待され、聖地・国立での"ラストマッチ"を楽しんだ。また試合後には、ピッチレベルでの記念撮影を実施。貴重な体験に学生たちからは笑顔が溢れた。

 2020年に控える東京五輪のため、国立競技場は2014年7月から建て替え工事に入る。これまで、Jクラブで最多となる101試合を国立競技場で戦ってきた東京Vにとって、今節は現在の"聖地・国立"でのラストマッチ。メモリアルマッチに招待されたハタチの若者たちが青空の下でサッカー観戦を満喫した。

 観戦に訪れた内の女子大生6人組は、この日がJリーグ初観戦。そのうちの2人はプロ野球のリピーターだというが、「Jリーグも面白そうだと思って」、参加したという。今回のイベントは、サポーター席ゾーンと一般席ゾーンの内、希望する席で観戦することができた。サポーター体験を希望した彼女たちは、ゴール裏でコアなサポーターに囲まれながら試合を観戦。試合後には、「楽しかった」「一体感が半端なかった!サポーターの人がやさしい!」と声を揃え、「カモン、ヴェルディ!カーモン、カーモン!」と飛び跳ねながら、覚えたてのチャント(応援歌)も披露。笑顔で「また来たいです」と話していた。

 また、イベントの目玉の一つとして、試合後には国立競技場のトラックで記念撮影も行った。直前まで選手たちが熱戦を繰り広げていたピッチレベル。そこに足を踏み入れた学生たちは、大盛り上がりで記念撮影に興じたほか、普段は見れないピッチレベルからの景色も楽しんでいたようだ。「こんなに近い場所で国立の芝を見れるのは不思議」と話す学生もいた。

 イベント後、参加者からはJリーグに興味を持ったという声が多く聞かれ、「テレビで見るのとでは迫力が違う」「テレビ以上の盛り上がりが良かった!」との感想も寄せられた。聖地・国立競技場でのJリーグ観戦。さらにはサポーターからチャントを教わり、試合後には国立競技場の裏側を垣間見ながら、ピッチレベルで記念撮影を行った。参加した学生たちは、「とても楽しかった」と声を揃える。今回の体験が2度目のJリーグ観戦につながるのは間違いなさそうだ。

(取材・文 片岡涼)

TOP