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エースFW前田の2ゴールで磐田が川勝監督就任の京都に競り勝つ

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[7.5 J2第21節 京都2-3磐田 西京極]

 J2は5日に第21節を各地で行い、京都サンガF.C.ジュビロ磐田と対戦し、2-3で敗れている。川勝良一監督が就任した京都だったが、指揮官の初陣を飾れず。一方、1年でのJ1復帰を目指す磐田は2連勝で前半戦を終えている。

 アウェーゲームにも関わらず、多くのサポーターを集めた磐田は前半3分にチャンスをつくり出す。右サイドからのクロスをFW山崎亮平がオーバーヘッドでゴールを狙う。これがミートできず左に流れたところに、待ち構えていたFW前田遼一が左足でシュートしたが、ゴール左に外している。

 前半24分には、オーバーラップしたDF駒野友一のクロスを、PA内で巧妙にマークを外した前田がヘッドでゴールに決めて、磐田が先制する。さらに28分にもCKからDF伊野波雅彦が折り返したボールが、京都DFのオウンゴールを誘発し、磐田が一気にたたみ掛けた。

 なかなか決定機をつくれなかった京都も前半32分、相手の最終ラインでボールを奪ったMF山瀬功治がドリブルでボールを運び、シュートを放つ。ゴール前で伊野波がクリアーしようとしたボールが、絶妙な浮き球となってGK八田直樹の頭上を越えてゴールに決まった。1点差に詰め寄られた磐田だが、43分にセットプレーから再び前田がヘディングでゴールを決めて、3-1で2点をリードして前半を折り返した。

 後半の開始早々には、京都の元日本代表FWが高い決定力を見せる。1分、左サイドを突破した山瀬がゴール前にクロスを入れると、マークを外したFW大黒将志がヘディングシュートを決めて、再び1点差とする。

 その後もMF田森大己がPA外から放ったダイレクトボレーシュートが、クロスバーを叩く。試合終了間際にも大黒が最終ラインの裏でボールを受けたが、シュートを伊野波にブロックされて、京都はチャンスをつくりながらも同点ゴールを決められなかった。3-2で逃げ切った磐田が、京都に勝利して勝ち点を43に伸ばしている。


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