松本山雅FCが13日、MF小松憲太がタイのアユタヤFCへ完全移籍することを発表した。10年に東海学園大から当時JFLに所属していた松本に加入した、JFL時代を知る数少ない生え抜き選手だった。

　J2昇格初年度の12年は22試合に出場した小松だったが、翌年の13年は12試合出場と出場機会を減らし、今季は21節終了時点でリーグ戦の出場はなかった。

　小松はクラブ公式ウェブサイトを通じて「J1昇格へ向けてチームが一丸となっている時に、シーズン途中での移籍になってしまい大変申し訳なく思っています。山雅に入団してからの4年半、辛いこと、苦しいことが何度もありましたがその度にサポーターの皆さんに励ましていただき、力をもらって成長できました。このチームでプレーできたことを誇りに思います。本当にありがとうございました」とコメントを残している。