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甲府石原の退場が響く…広島に終盤追いつかれドロー

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[7.27 J1第17節 広島1-1甲府 Eスタ]

 サンフレッチェ広島ヴァンフォーレ甲府は1-1の引き分けに終わった。勝ち点1ずつを積み上げた両チーム。勝ち点27の広島は5位、勝ち点18の甲府は16位とそれぞれ順位に変動はなかった。

 先制は甲府だった。前半21分、中盤でパスカットしたDF佐々木翔が前線のFW石原克哉に縦パスを入れる。石原がためを作り、エリア内にスルーパスを通すと、斜めに走り込んだFWクリスティアーノがきっちり蹴り込み、先制点が生まれる。背番号10の今季3点目で甲府が先行に成功した。

 主導権を握った甲府だが、前半33分にアクシデントが発生する。広島GK林卓人に入ったボールを奪いにいった石原が、足裏を見せてしまう。今村義朗主審は迷わず、レッドカードを提示。残り時間、甲府は10人での戦いを強いられた。

 後半は広島が圧倒的に攻め込む展開となる。しかしなかなか枠を捕えきれないまま、時間だけが刻々と経過してしまう。だが後半40分、ついに広島は右サイドからMFミキッチがクロスを上げると、途中出場のFW皆川佑介が頭で落とす。これをMF柴崎晃誠が左足でねじ込み、何とかドローに持ち込んだ。対する甲府は後半はシュート0。我慢強い守備を続けていた甲府だが、勝ち点3をもぎ取ることは出来なかった。


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