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栃木に期限付き移籍中のFW瀬沼、移籍期間満了待たずに清水へ復帰

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 清水エスパルスは13日、栃木SCに期限付き移籍していたFW瀬沼優司が復帰すると発表した。当初の移籍期間は来年1月末までとなっていたが、シーズン途中での復帰となった。

 筑波大在学中の12年に特別指定選手として清水でJデビューした瀬沼は昨季、清水に入団し、J1で9試合に出場。今季、期限付き移籍した栃木では、これまでJ2で25試合に出場し、7ゴールを記録していた。

 瀬沼は栃木の公式HPで「まずはじめに、なかなか結果が付いてこない中、みんなでまとまり、一致団結しなければならないこのタイミングに一人チームを離れることに、栃木SCに関わるすべての皆さんへ申し訳ない気持ちで一杯です。本当に申し訳ありません」とコメント。

「栃木で過ごさせて頂いた半年間は、このコメント内には書ききれないほど濃い物であり、僕にとって大きな経験でした」と感謝し、「(清水から)移籍の話を頂いたときには、とても悩みましたが、一人のサッカー選手としてこのチャンスにもう一度チャレンジしたいと加速する自分の気持ちをどうしても止めることができませんでした」と、決断の理由を語った。

 また、清水の広報を通じては「栃木でたくさんの経験をさせていただき、いろいろな想いを胸に、またエスパルスに帰ってくることができました。もう一度エスパルスでチャレンジする機会を与えていただいたことに感謝して、自分ができることを精一杯チームのためにやろうと思います。今は『今度こそ』という想いで一杯です」と、あらためて決意を述べている。

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