湘南ベルマーレは26日、MF猪狩佑貴(26)が今季限りで現役を引退すると発表した。今後はフロント入りする。

　同選手は2007年に湘南の下部組織からトップチームに昇格。08年は佐川印刷でプレー。09年以降は再び湘南でプレーを続けていたが、今季は福島ユナイテッドに期限付き移籍していた。J1通算3試合出場。J2は24試合で1得点を記録していた。

　猪狩はクラブを通じ「今年で現役を引退することにしました。8年間、大変なことも嬉しかったことも、すべてが自分の人生の大事な財産です。途中、期限付き移籍はありましたがずっと湘南ベルマーレの一員としてサッカー選手としてをプレーできたことは誇りです。子どもからの夢だったベルマーレでサッカーができて本当に幸せでした。サポーターの皆さんには感謝の気持ちしかないです。本当にいつもありがとうございました」とあいさつ。

「これからはベルマーレのスタッフとして、精一杯自分らしさを忘れずに頑張っていこうと思っています。選手を辞めてからもベルマーレに関われることを本当に嬉しく思っています。来年はJ1の舞台で湘南の暴れん坊が再来できるように全力でサポートしていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします!」とコメント。今後は裏方からチームの躍進を支える。