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“短期決戦”を意識する憲剛「2ステージ制はスタートダッシュが大事」

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[3.7 J1第1ステージ第1節 横浜FM1-3川崎F 日産ス]

 開幕戦の重要性をだれよりも意識していた。11年ぶりに2ステージ制が復活したJ1リーグ。1回戦総当たりの17試合でステージ優勝を決める“短期決戦”だからこそ、川崎フロンターレのMF中村憲剛は「今年始まったときから2ステージ制ではスタートダッシュが大事だと話してきた」と力説する。

「1次キャンプ、2次キャンプと順調だったし、今日、90分やり切って、自分たちのやってきたことに自信が付いたというか、これで前に進める」。シーズンのスタート時から最初の目標としてきた開幕戦での勝ち点3獲得というミッションを達成し、安堵の表情も見せた。

「開幕戦で、しかもアウェーということを考えたら、3-1は悪くないというか、これ以上ない結果だと思う」。川崎Fにとって開幕戦白星は3年ぶり。「みんなの気持ちが強かったし、それがそのままピッチに出ていた」と、チームの仕上がりに手応えを口にした。

 昨年12月に左足首の手術を受けた中村にとっては、開幕戦にして昨年11月2日の清水戦以来となる公式戦復帰でもあった。「公式戦で姿を見せたのは4か月ぶり。自分自身、戻ってこれたのはうれしいし、なおかつ勝てたのがうれしい」。新戦力のMFエウシーニョが1ゴール1アシストを記録するなど、文句なしのスタートを切った2015シーズン。悲願の初タイトルへ、勢いに乗りたい。

(取材・文 西山紘平)

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