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金沢、ホーム開幕戦でJ2初勝利!!北陸新幹線開業で「勢いがあった」

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[3.15 J2第2節 金沢3-0東京V 石川西部]

 ツエーゲン金沢がホーム開幕戦で東京ヴェルディに3-0で快勝し、J2初勝利を飾った。初代J3王者として今季からJ2に昇格してきた金沢。8日の開幕戦は敵地で大宮に0-1で敗れたが、今季2戦目となったホーム開幕戦で初の勝ち点3を獲得した。

 金沢は前半11分、DF辻尾真二の左FKにMF清原翔平が頭で合わせ、先制点。記念すべきチームのJ2初ゴールが生まれると、同27分には辻尾が鮮やかな直接FKを決め、2-0とリードを広げた。

 11日のミャンマー戦にも途中出場したU-22日本代表DF安在和樹が左SBで先発した東京Vは前半32分、FW平本一樹がマイナスに戻したボールをFWアラン・ピニェイロが右足で狙うが、GK原田欽庸がセーブ。2点ビハインドで折り返した後半開始からFW杉本竜士、MF中野雅臣を投入し、何とか流れを変えたかったが、1点が遠かった。

 金沢は後半28分、MF山藤健太のミドルシュートがDF井林章のハンドを誘ってPKを獲得。これを清原が落ち着いてゴール左に決め、3-0と試合を決定づけた。2得点を挙げたキャプテンの清原は試合後のインタビューで「いい時間帯に点が入って、後半は厳しかったけど、追加点を取って勝ち切れてよかった」と、J2初勝利を喜んだ。

 前日14日には北陸新幹線が開業。この日は東京から北陸新幹線を使ってスタジアムを訪れた東京Vのサポーターを含め、6104人の観衆が集まった。森下仁之監督は「新幹線で(サッカーの)中身は変わらないと思うけど、今日は勢いがあった」と苦笑い。「欲を言えば、流れの中で得点を取りたかったけど、リスタートはうちの強みでもあるので、効果的に得点を奪えたと思う」と振り返り、清原は「初勝利できたので、この勢いをこれからも続けていきたい」と意気込んでいた。


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