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FW武藤の状態を明かすマッシモ監督「決して大きな問題ではない」

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[4.4 J1第1ステージ第4節 F東京1-0甲府 味の素]

 FC東京は4日、第4節でヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利した。今シーズン初の連勝を飾ったF東京だが、後半6分にはFW武藤嘉紀が自ら交代を申し出てピッチを離れていた。

 51分でピッチを離れた武藤だが、この日も甲府の守備にとって脅威になっていた。甲府のDF山本英臣は、「あれだけタフに守備に走れて、チャンスになるとあれだけの速度で前に出て来て、ボールを持ったら落ち着いて決める。何かがすごいというより、トータルですごい。あそこまで献身的にプレーして、人のために走ってスペースもつくって、シュートのところも顔を出すのはすごい」と、一回り下のストライカーを称えた。

 クラブによると、武藤は前半の途中に接触して首と腰を負傷。交代の際に自ら歩いてベンチへ退いたが、試合後も治療を受けており、この日はミックスゾーンに姿を現さなかった。状態が心配されるが、マッシモ・フィッカデンティ監督は「腰に少し痛みも抱えていますが、2、3日すればチームに合流できる問題だと思います。先ほどドクターとも話しましたが、決して大きな問題ではないと言えると思います」と、大事には至っていないことを強調した。

(取材・文 河合拓)

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