浦和レッズは9日、5月2日に行ったJ1第1ステージ第9節のG大阪戦において、申請が完了していない横断幕の掲出と、クラブスタッフ及び警備員の制止に従わないという違反行為があったと発表した。クラブは関与者に厳重注意、横断幕の申請者には2試合の入場禁止処分を科している。

　浦和は昨年3月に差別的な横断幕の掲出があったとして、リーグから制裁処分を受けた。その後は横断幕の掲出を禁止していたが、今年2月に申請制を導入。3月14日よりホームゲームのみ解禁となっていた。

　クラブは「掲出をするには、希望者が事前申請し、クラブによる完了手続きを終了させるなど、掲出ルールをお守りいただくことが必要です。引き続き安全で快適なスタジアムづくりに向けて、みなさんのご理解とご協力よろしくお願いいたします」としている。