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G大阪宇佐美弾も浦和遠のく手痛いドロー…代表候補杉本に同点被弾

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[5.16 J1第1ステージ第12節 G大阪1-1川崎F 万博]

 ガンバ大阪川崎フロンターレの一戦は、1-1の引き分けに終わった。今季2度目のドローで勝ち点1を積み上げるにとどまったG大阪。FC東京に快勝した首位浦和との勝ち点差は4に広がった。
 
 前半からG大阪が迫力ある攻撃を続けた。前半26分にはゴール前でFKを獲得。MF遠藤保仁が狙ったシュートはクロスバーを叩いたが、川崎Fゴールに迫り続けた。

 ただやはり試合を動かしたのはこの男だった。前半43分、MF阿部浩之のシュートのこぼれ球に素早く反応したFW宇佐美貴史がワンタッチでDFを振り切ると、左足で難なくゴールネットを揺らす。宇佐美の得点ランキングトップを快走する今季10点目で先制に成功した。

 前半、被シュート15本を浴びながら1失点で抑えた川崎Fも後半に入るとようやく反撃の糸口を掴みだす。後半14分には前節の名古屋戦を欠場したものの、1試合で戦線復帰したMF中村憲剛のパスを受けたFWレナトがシュートを試みるが、GK東口順昭の好セーブに阻まれた。

 しかし後半36分、川崎Fは左サイドからのクロスを途中出場のFW杉本健勇が頭で合わせる。左ポストを叩いたシュートはGK東口に当たったが、そのままゴールラインを越えていった。ゴールシーンについて杉本は「積極的にゴールを狙おうと試合に入った。上手く流すことが出来た」と振り返った。

 先日の日本代表合宿にも参加していた杉本。日本代表候補FW対決に注目が集まり、得点王争いを繰り広げるFW大久保嘉人にゴールはなかったが、“プラチナ世代”1992年生まれの同い年のストライカー2人が1点ずつを取り合い、勝ち点1ずつを分け合った。


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