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G大阪移籍の清水育ちFW長沢が後輩たちへ「大切な贈りもの」

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 清水エスパルスからガンバ大阪へ完全移籍を果たしたFW長沢駿が後輩たちへ“大切な贈りもの”をした。22日に更新された清水公式サイト内のスタッフブログ『育成だより』(http://www.s-pulse.co.jp/blogs/youth_teams/5919/)で詳細が明らかにされている。

 今月10日に行われたユースの練習中、清水の伊達倫央育成部長の元へ長沢から電話があった。移籍の報告をするなか、ジュニアユースから清水で育った長沢は「自分が育った育成組織の子供たちに、何か自分が出来ることはないですか?出来れば形に残るものを残していきたいのですが……」と提案したという。

 それから1週間後、クラブハウスにダンボール2箱が届けられると、中には日本クラブユースサッカー選手権大会の試合球が20個も入っていた。長沢から後輩たちへの贈りものだった。これらは来月に全国大会を控えるジュニアユースの選手たちに手渡されたという。

 今回の件を紹介したブログのタイトルは「大切な贈りもの」。クラブスタッフは「自分が育ったエスパルスに感謝し、後輩を思う気持ちを表してくれた長沢駿選手に心からお礼を述べたいと思います」。

 「エスパルス育成部の理念である『トッププレーヤーの育成と人間教育』にこれからも継続して取り組んでいくべきだと、スタッフ一同感慨にひたった出来事でありました」と綴っている。

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