ファジアーノ岡山は27日、ヴァンフォーレ甲府からMF秋吉泰佑が期限付き移籍で加入することが決まったと発表した。期限付き移籍期間は16年2月1日から17年1月31日まで。

　08年にルーテル学院高を卒業後、シンガポールやブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナでプレーし、14年からオーストリアのシュトルム・グラーツに所属していた秋吉は今年8月に完全移籍で甲府に加入。リーグ戦での出場機会はなかったが、唯一の公式戦出場となった10月14日の天皇杯3回戦・愛媛戦(1-0)では決勝点を決めている。

　秋吉は甲府のクラブを通じて「シーズン途中でプレーするチャンスをくれたクラブに感謝しています。また、サポーターの方々はいつも温かい言葉をかけてくれ、うれしかったです」とコメントを発表。「チームはJ1残留という結果を残すことができましたが、個人としては、チームに貢献することができず申し訳なく思っています。今回、岡山に期限付き移籍しますが、甲府のことは常に気になると思います。岡山で目に見える結果を残し、再び戻って来れるように頑張りたいと思います」と決意を述べた。

　また、岡山のクラブを通じてもコメントを発表し、「先日、岡山に伺いましたが、街の雰囲気もクラブスタッフの雰囲気もJ1に上がるパワーがあるように感じました。チームとしてJ1昇格を目標に戦う中で、自分自身も結果を出してチームに貢献できればと思います。良いときも悪いときもあると思いますが、信念を持って戦うので、秋吉泰佑をよろしくお願いいたします」と抱負を述べている。

●MF秋吉泰佑
(あきよし・たいすけ)
■生年月日
1989年4月18日(26歳)
■出身地
熊本県
■身長/体重
174cm/63kg
■血液型
A型
■利き足
左
■サッカー歴
00-02年:ブレイズ熊本ジュニア
02-05年:ルーテル学院中学校
05-08年:ルーテル学院高校
08-09年:アルビレックス新潟シンガポール(シンガポール)
09-11年:アームド・フォーシズ(シンガポール)※現ウォリアーズFC
11-13年:PFCスラヴィア・ソフィア(ブルガリア)
13-14年:NKズビエズダ・グラダチャツ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
14-15年:SKシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)
15年8月-:ヴァンフォーレ甲府

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●2016年Jリーグ移籍情報