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京都が昇格候補を連破し2連勝!清水はアウェーで初黒星

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[5.3 J2第11節 京都2-1清水 西京極]

 京都サンガF.C.はホームで清水エスパルスに2-1で競り勝ち、前節・C大阪戦(2-0)に続いて昇格候補を破り2連勝を飾った。清水は4試合ぶりの敗戦。開幕から4連勝中だったアウェーでは今季初黒星となった。

 アウェー4連勝中の清水が序盤の主導権を握った。前半12分、MF大前元紀のサイドチェンジを受けたFW鄭大世が左サイドからクロス。MF河井陽介が飛び込んだが、シュートはGK菅野孝憲の好セーブに阻まれる。同24分には河井が右足でミドルシュートを打ったが、ゴール左に外れた。

 清水の組織的なディフェンスを前になかなかチャンスをつくれずにいた京都だが、スコアレスで折り返した後半18分、セットプレーのチャンスを生かして先制に成功した。MF堀米勇輝の左CKは一度はクリアされたが、もう一度、堀米が左クロス。このセカンドボールをPA手前のMF山瀬功治が右足ダイレクトボレーで叩き、豪快にゴールネットを揺らした。

 山瀬の今季初ゴールでリードを奪うと、直後の後半23分にはカウンターから途中出場のFW有田光希がドリブルで駆け上がり、左サイドから中に切れ込んで右足を一閃。鮮やかなミドルシュートをゴール右隅に流し込み、2-0とリードを広げた。

 3試合ぶり今季3ゴール目となった有田は試合後のインタビューで「ドリブルしながら、試合前に見ていたイメージトレーニングの動画と重なる部分があったので、うまくイメージどおり行けたかなと思う」とコメント。FWカルロス・テベスやFWネイマールの「タイミングを外したドリブル」の映像を見ていたそうで、「その意識がありながら、シュートもいいコースに飛んだので良かった」と自画自賛だった。

 清水も後半アディショナルタイム、河井の浮き球のパスに走り込んだ途中出場のMF白崎凌兵が頭で折り返し、同じく途中出場のFW北川航也がダイビングヘッドで押し込んだ。土壇場で1点を返し、終盤は猛攻を見せたが、あと1点届かず、試合はタイムアップ。2-1で逃げ切った京都が2連勝を飾り、清水は4試合ぶりの黒星となった。

●[J2]第11節 スコア速報

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