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リオ五輪代表DF室屋が念願のJ1デビュー! 決勝点演出などフル出場で勝利に貢献

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[7.9 J1第2ステージ第2節 FC東京1-0甲府 味スタ]

 リオデジャネイロ五輪代表のFC東京DF室屋成がついにJ1デビューを飾った。

 今季、明治大サッカー部を退部してFC東京に加入した室屋は、シーズン前の2月11日のトレーニング中に負傷。左足ジョーンズ骨折と診断された。しかし、懸命にリハビリを続け、6月12日のJ3リーグで実践復帰。U-23日本代表として臨んだ国内ラストマッチのU-23南アフリカ代表戦で存在感を示し、五輪本大会行きの切符をつかみ取った。

 この日、先発でJ1デビューを飾った室屋は、前半6分に縦に仕掛けて先制点につながるCKを獲得した。その後も守備だけでなく、積極的なオーバーラップで攻撃に絡むなど、フル出場でチームの勝利に大きく貢献した。

 大阪出身の室屋は試合後のインタビューで関西弁交じりに「とにかく泥臭く絶対勝ち点3を取るという気持ちで戦っていたので、ホンマに勝ち点3を取れて良かったです」と勝利を喜び、「個人としては満足していないです。まだまだこれから自分の力で2連勝、3連勝と積み重ねていければと思っています」と今後に意気込んだ。

 また、念願の味の素スタジアムに立ち、「入団早々怪我をしてしまって、ホンマにチームにもスタッフにも迷惑をかけて、自分自身悔しい気持ちでずっとリハビリをしていた。本当にこのピッチに立てて、勝利に貢献することができて本当にうれしいです」と感謝の言葉を述べた。

●[J1]第2ステージ第2節 スコア速報

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