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大久保が明かす“決定力の秘密”…選手実演の特別動画が公開中

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 Jリーグトップパートナーであるキヤノン株式会社とスカパー!のコラボ企画「Canon Football Focus」がキヤノンの公式ホームページで公開されている。

「Canon Football Focus」では、キヤノンの精巧なカメラを駆使し、試合では伝わり切らないトップ選手の技術にフォーカス。実際の試合の映像に実演、解説を織り交ぜたレッスン映像となっている。

 その第7弾として、ついにJリーグ3年連続得点王のFW大久保嘉人(川崎F)が登場。J1歴代最多の通算170ゴールを記録しているストライカー「決定力」の“秘密”を赤裸々に明かしている。

「(足の)親指で蹴ることもあるし、小指のほうで蹴ることもある」。2つの蹴り方を状況に応じて使い分けているという大久保は「親指で蹴ると、内にかかるので、ゴールから外れにくい。ちょっと無回転気味で、重たいボールがゴールに刺さるイメージ」「小指で蹴るのはキーパーの上から落とすというか、外れたと思っても、そのままゴールに落ちていく」と、それぞれのキックの特性を語る。

 さらにシュートの瞬間に意識していることは「真ん中を蹴るようにする。“決めるぞ”と思わずに、“しっかり芯を捉えるぞ”と思いながら打つ。そうすると、力まずにゴールに吸い込まれていく」そうで、技術だけでなく、メンタル面もシュート精度に大きな影響を与えているようだ。

「一番最初に浮かんだシュート、イメージを大事にする。0コンマ何秒の間にイメージして、そのまま打つ。シュートを外しているときはそういうのが浮かんでこない。余裕があるときだけ浮かんでくるので、そこは自信だと思う」

 決定力不足が叫ばれがちな日本人選手において、抜群の決定力と得点感覚を見せ続けている大久保。サッカーに取り組む中高生に向けては「シュートは毎試合入るものじゃないと思うし、入らないときは気持ち的に落ちることもあると思うけど、練習で自信を取り戻して、ダメだと思うときは壁でもいいからボールを蹴り続ければ、それがちょっとずつ自信になる。やり続けて、あきらめずにやってほしい」とメッセージを送っている。

「Canon Football Focus」では、このほかにもMF岩上祐三(大宮)が「ロングスロー」、MF家長昭博(大宮)が「スペースの使い方」について解説するなど、現役Jリーガーがその技術に込められた思いや、身に付けるための練習法をプレー映像とともに伝授している。プロ選手が語る“上達へのカギ”を参考に、自分のプレーに磨きをかけてほしい。

▼「Canon Football Focus」の動画はキヤノンの公式ホームページから

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