beacon

降格危機名古屋の救世主に…指揮官は新潟戦の闘莉王出場を明言「もちろん起用します」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 名古屋グランパスに復帰したDF田中マルクス闘莉王が、10日にデンカビッグスワンスタジアムで行うアルビレックス新潟戦で起用されることが濃厚となった。

 名古屋は現在、クラブワーストを更新するリーグ戦18戦勝ちなし中。年間順位は残留圏の15位甲府、そして14位新潟と勝ち点差7の16位に低迷し、クラブ史上初のJ2降格の危機にある。残りは7試合。奇跡の残留のためには、新潟戦は絶対に勝ち点3が必要な一戦になる。公式サイトによると、前日練習後に記者団に囲まれたジュロヴスキー監督も「とても重要なゲーム。選手、スタッフ全員が勝ちたいという気持ちで一杯。勝利を掴みたい」と力を込めた。

 救世主として期待の集まる闘莉王に関しては「プレーするためにブラジルから来たので、もちろん起用します」と明言。半年以上、公式戦出場から遠ざかっているだけにコンディション面での不安はあるが、「まだ100%の状態じゃないかもしれませんが、彼がチームに大きな影響を与える」と絶大な信頼を語る。出場時間を限定するのかとの問いにも、「コンディションは日に日に良くなっているので新潟戦ではしっかりと戦える。我々としては勝利のためにリスクを冒すことを恐れません」と問題がないことを強調した。

 J1第2ステージ第11節の新潟対名古屋は、10日19時にキックオフする。
 

TOP