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3位C大阪、89分からの逆転負けで連勝ストップ…自動昇格圏2位松本と4差に開く

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[10.2 J2第34節 C大阪1-2清水 ヤンマー]

 3位セレッソ大阪はホームで清水エスパルスと対戦し、1-2で敗れた。後半44分からの2失点で痛恨の逆転負け。連勝が4でストップする5試合ぶりの敗戦で、自動昇格圏内となる2位松本との勝ち点差も「4」に広がった。

 立ち上がりにアクシデントがあった。前半4分、C大阪のGKキム・ジンヒョンがクロスボールをパンチングした際に清水FW鄭大世と衝突。ピッチに倒れ込み、治療のため試合は一時中断したが、そのままプレーを続けた。

 清水は前線で細かくパスをつなぎ、攻撃のリズムをつかむ。前半22分、鄭大世とのパス交換から最後はMF竹内涼がペナルティーアーク内からミドルシュートを狙ったが、ゴール左に外れた。

 C大阪も前半42分、PA左のFW杉本健勇がドリブルで仕掛け、シュートを狙うが、DFがブロック。前半44分にもDF藤本康太がPA後方から強烈なロングシュートを放ったが、枠を外れ、両チームともに無得点で前半を折り返した。

 C大阪は後半開始と同時に、前半立ち上がりのプレーで負傷したキム・ジンヒョンに代えてGK丹野研太を投入。さらに同16分にはDF酒本憲幸をピッチに送り出した。迎えた後半26分、カウンターから待望の先制点が生まれる。PA手前右のDF松田陸が前線に浮き球のクロスを供給すると、ファーサイドの酒本が飛び込み、ヘディングシュート。今季初得点を押し込み、1-0でリードした。

 追いつきたい清水は後半35分にMF金子翔太、41分にFW北川航也を投入する。すると後半44分、金子のパスに抜け出した北川がDF2人に囲まれながらPA内を突破。GKとの1対1を落ち着いて沈め、土壇場で同点に追いついた。この勢いのまま後半アディショナルタイム4分にはMF白崎凌兵がPA手前の位置からゴール左上にミドルシュートを突き刺し、2-1。劇的な逆転勝利で2試合ぶりの勝ち点3を手にした清水は2位松本と勝ち点7差をキープし、自動昇格にも望みをつないだ。

●[J2]第34節 スコア速報

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