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相手クリアブロック、そのままゴールが決勝点!!好調C大阪下し柏が4連勝で暫定4位浮上

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柏はFWクリスティアーノのゴールによってC大阪に1-0で勝利した

[5.6 J1第10節 柏1-0C大阪 柏]

 柏レイソルがホームでセレッソ大阪に1-0で勝利した。リーグ戦4連勝の柏は勝ち点を18に伸ばして、暫定4位に浮上。C大阪は3月4日の浦和戦以来、リーグ8戦ぶりとなる今季2敗目を喫した。

 7位柏と5位C大阪の上位対決。今節は上位の勝ち点が伸び悩んでおり、ともに差を縮めるチャンスだった。柏はリーグ戦3連勝中。ただ3日に行ったルヴァン杯の磐田戦は1-2で敗れており、嫌な流れは引きずりたくないところ。対するC大阪はリーグ戦7戦負けなし中。公式戦を含めると、負けなしは11戦に伸びている。好調を継続させ、さらに上位を目指したいところだ。

 前半、ややチャンスの数で上回ったのはC大阪だった。しかし前半3分のFW杉本健勇の左足シュートは枠左。同10分に前線のコンビネーションで崩してMF清武弘嗣が右サイドから送ったクロスはそのまま枠上。そして前半終了間際の45分にFW柿谷曜一朗の持ち上がりから杉本が放った強烈シュートもGK中村航輔に弾かれるなど、決定力を欠いた。

 前半は締まった展開になったが、試合は後半、ミスからスコアが動くことになる。柏がエリア内にボールを送ると、C大阪はDF丸橋祐介が右足で大きく蹴り戻そうとする。しかしボールはブロックに行ったFWクリスティアーノに当たり、ピンボールのようにそのままゴールイン。ホームの柏が先制に成功した。

 先制した柏は直後にもCKからチャンスを作ると、DF中山雄太がヘディングシュート。しかしこれはGKキム・ジンヒョンの好セーブに防がれる。畳みかけたい柏は後半20分にFWディエゴ・オリヴェイラを投入。前線に厚みを持たせる。しかし同27分にクリスティアーノが狙ったFKはクロスバーに嫌われ、追加点は奪えなかった。

 C大阪は後半27分からソウザに代えてMF関口訓充、MF山村和也に代えてMF木本恭生を投入。中盤から前線にかけての並びを変えて勝負を仕掛ける。しかし後半36分の柿谷のバイシクルシュートが枠左に外れるなど、C大阪は同点弾が遠い。試合はこのまま柏がリードを守り抜き、リーグ戦4連勝を決めた。

(取材・文 児玉幸洋)
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