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“トラップミス”からのゴールに自虐?「『前田直輝にはヘディングもあるぞ』と…」

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トラップが浮いたボールをヘディングで押し込んだMF前田直輝

[7.8 J1第18節 横浜FM1-1広島 日産ス]

 トラップは浮いたが、冷静に頭で押し込んだ。横浜F・マリノスは後半36分、MF齋藤学が左サイドからドリブルで中に切れ込み、絶妙なスルーパス。PA内に走り込んだMF前田直輝はトラップが浮いたところを自らヘディングで叩き、ゴール左隅に流し込んだ。

「こんなビッグチャンスを外したらやばいと思ってビクビクした」。得点シーンを振り返る前田は「プロ初のヘディング(でのゴール)」と苦笑い。東京V時代、松本時代を含め、これまでにJ1で7ゴール、J2で4ゴールを記録していたが、すべて利き足である左足で決めていた。頭で決めた初めての得点となったが、「これで『前田直輝にはヘディングもあるぞ』とはならないけど」と自虐気味に笑った。

 最近4試合はベンチ入りも出番なし。5試合ぶりの出場で6試合ぶり今季3得点目を記録したが、「得点以外、何をしたかと言われたら何もしていない」と、自己評価は厳しい。今季得点した2月25日の浦和戦(3-2)、5月20日の仙台戦(1-1)を含め、「浦和戦も仙台戦もそう。そこ(得点)の部分以外のクオリティーを上げないといけない」と貪欲に話していた。

(取材・文 西山紘平)

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