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本田圭佑にメキシコリーグ“経験者”が助言、小野悠斗「高地に慣れるまでは辛いけど…」

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本田圭佑にアドバイスを送ったMF小野悠斗

[7.15 J2第23節 横浜FC1-0岐阜 ニッパツ]

 日本代表MF本田圭佑パチューカ(メキシコ)移籍が決定し、日本サッカー界にインパクトを与えている。メキシコ2部の4クラブでプレー経験のある岐阜MF小野悠斗は「メキシコはすごくいい国。いいサッカーをしていることをもっと日本の方に知ってもらいたかった。本田さんみたいな有名な選手に行ってもらえてうれしい」と、本田の決断を喜んだ。

「パチューカはメキシコでも5本の指に入る。資金力があって、中南米、南米の代表選手が集まるレベルの高いチーム」。メキシコ屈指の強豪チームをそう説明した小野は、鳥栖FW小野裕二の実兄にあたる。横浜FMの下部組織出身。高校卒業後、2010年に海を渡り、14年までメキシコ2部の4クラブで経験を積んだ。パチューカとの対戦経験はないという。

 パチューカは標高約2400mにある高地。空気が薄く、「最初は適応するのが難しいと思う。高地に慣れるまでは辛い。パチューカも標高が高いんで」と助言。そのうえで、「慣れたら楽になる。標高が高いところだと、そんなに力を入れなくても強いキックが蹴れる」と、キック力の高い本田にとって好材料とみられる要素も挙げた。

「本田選手みたいなタイプは適応できるか?」との質問には「絶対にできると思います」と太鼓判。「メキシコは意外と戦術が要求される。日本人選手は戦術眼が高いのでアドバンテージになるはず」とエールを送った。

(取材・文 佐藤亜希子)

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