Jリーグは5日、横浜アリーナで「2017 Jリーグアウォーズ」を開催した。得点王は23ゴールを記録した川崎フロンターレのFW小林悠が受賞。「自分で取ったという感覚がなくて、チームメイトがたくさん自分にボールを集めてくれたおかげだと思うので、本当に感謝したい」と述べた。

　最終節・大宮戦(5-0)でのハットトリックで3ゴールを上積みすると、試合前の時点で2点差を付けられていたFW杉本健勇(C大阪)を逆転し、単独得点王に輝いた。チームを逆転優勝に導くハットトリック。貴重なゴールを数々マークしたが、「苦しい場面で決められたのは自信になったし、チームが僕を信じてボールを集めてくれたおかげだと思う」と、あくまでチームメイトに感謝した。

　川崎Fからの得点王選出は2年ぶりで、最多タイの5回目。07年のジュニーニョ、13年、14年、15年の大久保嘉人(現FC東京)に次ぐ3人目の受賞となった。

(取材・文　西山紘平)

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