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「扱いにくかった私を見捨てず…」藤枝DF福王が現役引退、感謝を胸に「今度は指導者としてJの舞台へ」

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藤枝DF福王忠世が現役引退

 藤枝MYFCは10日、DF福王忠世(33)が現役を引退することを発表した。引退後はエスパルスサッカー普及部のコーチ就任が決まっているという。

 福王はC大阪の下部組織から2003年にトップ昇格し、2005年の熊本、2014年の鳥取への移籍を経て、2015年から藤枝に在籍。加入後2シーズンはコンスタントに出場機会を得ていたが、2017年シーズンは負傷の影響などもあってリーグ戦2試合の出場に終わり、同シーズン限りでの契約満了が発表されていた。藤枝では公式戦通算50試合に出場し、1得点を記録している。

 現役引退にあたって福王はクラブ公式サイトを通じ、「現役最後の年を怪我で棒に振ってしまったことは心残りではありますが、15年間本当に楽しかったです。今までお世話になりましたセレッソ大阪、ロッソ熊本、ロアッソ熊本、ガイナーレ鳥取、藤枝MYFCのスポンサー様、ファン、サポーター、そして扱いにくかったであろう私を見捨てずに指導してくださった監督、コーチの皆様、本当にありがとうございました」と、周囲への感謝を伝えた。

 そして最後に「15年間、決して順風満帆ではありませんでしたが、どんな時も僕を支えてくれ応援してくれた家族、仲間に今度は指導者としてまたJリーグの舞台に戻って来た姿を見せれるように精進したいと思います」と次のステージに向けて意気込んだ。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF福王忠世
(ふくおう・ただよ)
■生年月日
1984年5月6日(33歳)
■身長/体重
178cm/77kg
■出身地
兵庫県
■経歴
C大阪ユース-C大阪-熊本-鳥取-藤枝
■出場歴
J2リーグ:132試合4得点
J3リーグ:73試合1得点
天皇杯:10試合1得点

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