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「最初は夢かなと思った」清水MF竹内、104試合目のJ1初ゴール

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清水エスパルスMF竹内涼

[9.15 J1第26節 柏2-3清水 三協F柏]

 最後にピッチに立ったのは5月20日。あれから、4か月が経った。しかし、清水エスパルスMF竹内涼はキャプテンマークを巻いて自身が戻るべき場所に戻ってきた。

 負傷の影響もあって11試合ぶりの出場となったが、ウォーミングアップ中には敵地まで詰めかけたサポーターを目にし、「『今日は勝たないといけない』『自分がやらないといけない』という気持ちにさせてくれた」と気持ちを高ぶらせてピッチへと向かった。

 すると、前半10分に大仕事をやってのける。左サイドからDF松原后が送ったグラウンダーのクロスをFW北川航也がスルーすると、MF白崎凌兵が落とす。後方から走り込んだ竹内は「パスが来る前から打とうと決めていた。トラップした後は勇気を持ち、落ち着いて振り抜くだけだと思った」とPA外から右足を振り抜き、鮮やかな軌道を描くミドルシュートを叩き込んだ。

 この得点は竹内にとって、J1リーグ104試合目での初ゴールに。「よくゴールする夢は見るけど、最初は夢かなと思ったくらいだった」と苦笑しながらも、「100試合以上かかったけど、それが勝利につながるゴールで本当に良かった」とチームの3-2の勝利に貢献して喜びを表した。

(取材・文 折戸岳彦)
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