今季初ゴールの川崎F長谷川、PKゲット後の“動き”は「お世話になっている悠さんに」
[5.3 J1第10節 川崎F3-1仙台 等々力]
川崎フロンターレは今季最多の3ゴールを挙げ、4連勝を飾った。FW小林悠のゴールで前半13分に先制に成功すると、MF長谷川竜也が追加点を陥れた。
前半37分、PA右を縦に仕掛けたMF脇坂泰斗から鋭いクロスが送られると、ゴール前に走り込んだ長谷川が左足で合わせ、ネットを揺らした。オフサイドポジションにも見えたが、副審はゴールを認め、2-0と突き放した。
「前半から右で崩してクロスという形があったのでファーにポジションを取っておけばチャンスになると分かっていた。あとは入るだけだった」。今季初ゴールを挙げた長谷川は一目散にベンチに走り、歓喜を爆発させた。「点を取れて良かったなとホッとしています」。その後も鋭い仕掛けで切り裂き、チャンスを演出。後半7分にはPA内右を縦に仕掛けたところで倒され、PKをゲットした。
起き上がった長谷川がすぐにボールを持って走り、小林に渡しに行くシーンがあった。「自分がPKを取ったら自分が蹴る風にボールを持っていって、いつもお世話になっている悠さんに渡しますね」と、練習中に長谷川に言われたことを明かした小林。そのPKをきっちりと沈め、勝利を決定付けた。
「試合で本当にやるから笑いそうになった。それで少しリラックスできましたね」と小林。この場面については長谷川も「昨日の練習で『自分が蹴っていいですか?』とふざけていた」と笑顔で明かすと、「悠さんが決めるとチームが乗る」と力説した。
(取材・文 佐藤亜希子)
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前半37分、PA右を縦に仕掛けたMF脇坂泰斗から鋭いクロスが送られると、ゴール前に走り込んだ長谷川が左足で合わせ、ネットを揺らした。オフサイドポジションにも見えたが、副審はゴールを認め、2-0と突き放した。
「前半から右で崩してクロスという形があったのでファーにポジションを取っておけばチャンスになると分かっていた。あとは入るだけだった」。今季初ゴールを挙げた長谷川は一目散にベンチに走り、歓喜を爆発させた。「点を取れて良かったなとホッとしています」。その後も鋭い仕掛けで切り裂き、チャンスを演出。後半7分にはPA内右を縦に仕掛けたところで倒され、PKをゲットした。
起き上がった長谷川がすぐにボールを持って走り、小林に渡しに行くシーンがあった。「自分がPKを取ったら自分が蹴る風にボールを持っていって、いつもお世話になっている悠さんに渡しますね」と、練習中に長谷川に言われたことを明かした小林。そのPKをきっちりと沈め、勝利を決定付けた。
「試合で本当にやるから笑いそうになった。それで少しリラックスできましたね」と小林。この場面については長谷川も「昨日の練習で『自分が蹴っていいですか?』とふざけていた」と笑顔で明かすと、「悠さんが決めるとチームが乗る」と力説した。
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