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テーピング巻くも力入らず…松本FW前田大然「違った悔しさ」

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[5.18 J1第12節 鹿島5-0松本 カシマ]

 後半22分に無念の途中交代。松本山雅FCのエースFW前田大然は「テーピングを巻いても力が入らなくて、違った悔しさがある。万全の状態でやりたかった」と悔しそうに振り返った。

「自分で何とかしてやろうという気持ちで入った」。水戸時代に歯が立たなかったアジア王者に対し、普段以上の気持ちを持って入ったという快足FWだったが、前半途中の負傷に泣いた。

 チームは0-5で敗戦。「うまいし、強いし、でもやれている部分はあった」。そんな手応えも口にしたが、「シンプルに強かった。自分たちのサッカーが全然通用しなかった」と素直に力不足を口にした。

 試合を通じて、チームのストロングポイントであるはずの“球際”で勝てない場面が続いた。「ブラジル人選手は本当に強かったし、こっちはビビってやってる感じだった。もっと自分たちらしさを出せれば良かった」と述べ、メンタリティーで後れを取ったことを悔やんだ。

 負傷の状態は「(次節までには)大丈夫」ときっぱり。「下にいるので先を見すぎず、目の前の試合に一試合一試合勝っていくしかない」。ショッキングな敗戦にも気持ちを切り替え、敵地での上位名古屋戦に挑んでいくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)

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