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首位・浦和はスコアレスドローに終わる(浦和vs名古屋)

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[10.28 J1第30節 浦和 0-0 名古屋 埼玉]

 5連勝中の首位・浦和が、ホームで13位・名古屋と0-0で引き分けた。浦和は24日のアジアCL城南一和(韓国)戦からFW田中達とDF闘莉王が先発から外れ、代わりにFW永井とDF堀之内を起用する3-5-2。一方の名古屋はFWヨンセンを1トップに置く3-6-1の布陣で試合を始めた。
 試合は両チームともに左サイドからを中心にチャンスを作った。浦和は前半12分、17分とMF平川がサイドを破って決定的なラストパスを配給。名古屋も左MF渡邊とMF本田とのコンビから好パスを送り、後半にはDFの裏へ抜け出した渡邊の折り返しをMF金がダイレクトで合わせる場面もあった。だがともにシュートの精度を欠くなどゴールを奪えない。
 浦和は、後半34分に途中出場のFW田中達が相手GKと1対1となり決定的なシュート。ロスタイムにもセットプレーからゴールに迫ったが、球際で粘り強い守備を見せる名古屋を最後まで打開できなかった。
 ただ浦和にとってこの勝ち点1は大きい。2位・G大阪との勝ち点差は7。次節(11月10日、11日)、浦和が勝ち、2位・G大阪が敗戦、並びに3位の鹿島が引き分け以下に終わると浦和の2連覇が決まる。
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(取材・文 吉田太郎)

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