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「神戸のもう一人の皇帝」サンペールの復調にスペイン紙が注目

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日本で復調したセルジ・サンペール

 ヴィッセル神戸に所属するMFセルジ・サンペール(25)がスペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューに応じた。

 バルセロナ下部組織育ちで、年代別スペイン代表でもプレーしてきたサンペールは、足もとの技術の高さを武器に中盤のポジションを万能的にこなすMF。キャリアを通して負傷に悩まされ、バルセロナでの出場は13試合にとどまった。

 そして、昨年3月7日に神戸に移籍。J1リーグで24試合に出場した。「(移籍発表の)1週間前は信じられなかった。だけど、この決断は必要だった。困難でリスクのある決断だったけど、今ではフィジカル的に、週2回の試合をプレーしてベストを尽くそうと思っている」と語り、日本で自信を取り戻したようだ。

 ヨーロッパへの復帰も視野に入れているが、まだ早いと考えている模様。「戻る時期ではないが、頭の中にはある。サッカーは非常に目まぐるしく変化しているので、いつとは決めていない。サッカーはグローバル化しており、スカウトはすべてのリーグを見ている。どのチームでもプレーする準備もある」と正直な胸の内を明かした。

 まずは神戸で結果を残すこと。今季は天皇杯王者としてAFCチャンピオンズリーグに出場する。「僕たちは残留に苦労しているチームだったけど、ここ数年は努力してきた。チャンピオンズリーグの出場権を得たので、非常に野心的で大きな挑戦が待っている」と語り、アジアの舞台での躍進を誓った。

 同メディアは「セルジ・サンペールはすでに神戸のもう一人の皇帝」と高く評価。「イニエスタとともに、Jリーグで10か月間、自信と継続性を見出した」と復調を強調した。

 なお、神戸は今月22日から2020シーズンに向けて始動しており、26日から2月2日まで沖縄でトレーニングキャンプを実施。8日には横浜F・マリノスとのゼロックス・スーパーカップに臨む。

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