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徳島が7年ぶりJ1昇格に王手!! 前半戦首位ターンの北九州はJ3→J2→J1の可能性ついえる

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徳島を率いるリカルド・ロドリゲス監督

[12.2 J2第38節 徳島4-1北九州 鳴門大塚]

 J2第38節が2日に各地で行われた。首位徳島ヴォルティスはホームで4位ギラヴァンツ北九州に4-1で勝利し、3連勝を達成。他会場で敗れた3位長崎との勝ち点差を残り4試合で10に広げ、7年ぶりのJ1昇格に王手をかけた。

 北九州は前節終了時点で5試合を残し、2位福岡とは14ポイント差。昇格に向けて後がないアウェーチームがボールを握る展開の中、徳島は早めに前線に当ててチャンスをうかがうと、その流れで得た右CKから均衡を破った。

 前半6分にキッカーのMF岩尾憲が右足でクロス。複数の選手がニアに走ってマークを引き付け、ファーでフリーとなったMF岸本武流が右足で合わせる。北九州FW鈴木国友に右足で触られながらもゴール右に決まり、先制に成功した。

 後半14分にはMF鈴木徳真からの浮き球パスをMF渡井理己がPA内右で収め、右足でGK永井堅梧の足下を抜くグラウンダーのシュート。カバーに入ったDF藤原奏哉に当たってネットを揺らし、2-0とした。

 追いかける北九州は後半27分、PA内左のMF新垣貴之からのクロスがDF石井秀典の右手を直撃し、PKを獲得する。キッカーの鈴木が右足でゴール右に蹴り込み、1点差に迫った。

 それでも徳島は後半39分、PA内右に駆け上がったMF藤田征也が低い弾道のクロスを送ると、ニアのFW垣田裕暉が押し込み、ダメ押しの3点目を奪取。垣田は2戦連発で今季16ゴール目とした。

 さらに後半アディショナルタイム3分には、左CKの混戦からMF浜下瑛がこぼれ球を右足でねじ込み、決定的な4ゴール目。浜下はこれが加入後初得点となった。

 北九州は反撃も及ばず、1-4で試合終了。昨季にJ3優勝を果たしたチームは今季J2を首位で折り返す快進撃を見せたが、クラブ史上初のJ1昇格には届かなかった。

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